相手と向き合う時に「相手の立場」に立ちながらも「自分の価値観」で判断していませんか?

こんにちは。

写真は、先日の2019年9月1日にオープンした東大阪市文化創造館です。
仕事で近くまで来たので、少しのぞいてきました。
とても立派な「まちライブラリー」が入るとのこと、それが見たくて。

まちライブラリーの詳細についてはこちら

また後日にでも、まちライブラリー@東大阪市文化創造館の
レビューもできればと思います。

今日は、過去に見たTEDxTokyo(テデックス東京)での
将棋の棋士、羽生善治(はぶよしはる)さんのプレゼンテーションから気づいた「相手の立場に立って考える」ということについて。

TEDx(テデックス)

TEDx(テデックス)は、「広める価値のあるアイデア」を共有するために世界各地で生まれているコミュニティーであり、有識者が自身の経験から得た知識や知恵、ノウハウ、伝えたいメッセージなどをプレゼンテーションする場です。
TED (テッド)という名称は、テクノロジー(T)、エンターテインメント(E)、デザイン(D)が一体となって未来を形作るという考えに由来するものです。
Youtubeチャンネルは全世界で、チャンネル登録者数 2150万人を誇ります。(2019年10月現在)

TEDxTokyohttps://www.tedxtokyo.com/

さまざまなシーンで先を予測することの死角

羽生さんは将棋の中で行う「読み」の中で、
基本中の基本である「三手の読み」を例に挙げて、
私たちの生活の中にある先を予測すること、
シミュレーションすることの難しさを説いています。

「三手の読み」とは、

①自分が手駒をひとつ動かす
②続いて相手がひとつ駒を動かす
③そしてまた、自分が手駒をひとつ動かす


一見するとシンプルなこの手順、
三手先を読めばいいのだから簡単なのでは?と思いがちだが、
実は意外なところに死角があるといいます。それは、

②つ目の、「相手がどうするか?」という部分。

「相手の立場」に立ち、なおかつ「相手の価値観」で考える

①の「自分がこうする」「自分がこうしたい」というのは
自分の意思で決まるのですが、②の「相手」の部分は
「相手がどうする」「相手がどうしたいか?」で決まる。

それを予測するときに、「こう考えているんじゃないか?」と
「相手の立場」に立って「自分の価値観」で判断してしまっているケースが
世の中ではよくあるのではないか?ということです。

動画にありました例をあげます。

<例>ビジネスの場面において

何か商品をお客様(クライアント)に買ってもらいたい時に、

①値下げをする(自分:値下げを提示する)

②相手が喜ぶ(相手:受け容れる)

③商談が成立する(自分:要望が通る)


ただ、この時に相手が実は他のことを求めていたとしたらどうでしょう?

・それよりも品質の保証をしてほしい(丁寧な対応)
・一度試してみたいので、試供品(サンプル)の提供をしてほしい
・装丁やパッケージの工夫があれば
・素材や開発ルーツなどのより詳しい商品情報を教えてほしい


(※説明のため、動画にない理由を追加しています)

商売人気質だったり、安易な考えでいくと
価格を下げるというのはとても簡単でかつ有効な手段だと思いがちですが、
実際のビジネスシーンではそれより、その商品の価値をしっかり伝えることや
お互いにしっかりメリットがあるように今後の関係性をよりよく築いていく
ようなことを求めている場合は少なくありませんよね。

もちろん、商品のジャンルやターゲットにより
値下げというのはとても強い効果を発揮するのは間違いないとは思います。

そして、ここでいいたいことは、

②の「相手がどうするか?」「相手がどうしてほしいか?」の部分を読み誤ってしまったら、その後の③以降、何手先、何十手先を読んだとしてもあまり意味がないものになってしまうということです。

そんな、自分側からの勝手な「思い込み」で、
間違った「相手のため」をしていることって
仕事や日常生活のいろんなところであったりしませんか?

僕は…たくさんありました。
それだらけだったようかもしれない。反省でしかありません…。

いわゆる「勝手読み」。

的外れで独りよがりな読み、仮説は、妄想の領域に足を踏み入れてしまう危険性もあるかもしれません。そして、相手を困らせたり傷つけたり、振り回してしまう可能性もあります。

それは本当に相手のためを思ってのことなのか?

先にあげたビジネスのシーンではもちろん、子育てであったり、恋人や家族、友人との関係性といったあらゆるコミュニケーションの場で「相手の立場に立って考える」機会があると思います。

その時に、その言動は「本当に相手のため」を思ってのことなのかどうか?

これはしっかり深く見つめることはとても大切なことだと感じました。

これまでの経験などだけに頼って、頭の中で考えることに偏るとどうしても
「相手の立場に立って、自分の価値観で判断」してしまうように思います。


そうではなく、

相手としっかり向き合って話し、相手の気持ちや現状の事実をしっかり俯瞰して「相手の価値観に寄り添う」「相手の立場に立って、相手の価値観で行動」すること。

言葉にするとシンプルで難しくないように思いますが、
その時々でさまざまな状況があり、やりきるのは簡単ではないと思います。

自分の軸はしっかり持った上で、自分の主張をし、相手との調和を目指す。
その上で相手がどうするかは、相手次第なので、自分ができることに集中する。

そして、それを踏まえた上で「せっかくしてあげたのに…」とか、
「この人には何を言ってもダメなんだろうな…」のような
まるで自分には何も非がなく、相手が悪いという思考にならないように
心がけたいなと思いました。

「三手の読み」。

相手に向かって投げたボールを、返してもらうだけのシンプルな形の中には、相手や対象によって無限の選択がある。

いろんな場面で相手と気持ちよくキャッチボールができる自分になれたのなら、日々をもっと楽しめるのではないか?そう思いました。

本日の気づき

気づきの要点
「相手の立場に立って、自分の価値観で判断」するのではなく、「相手の立場に立って、相手の価値観で判断」する。

TEDxのyoutubeチャンネル

先に記載させていただいた動画は、
TEDxのyoutubeチャンネルで見ることができます。

チャンネル登録者数が2150万人を超え、世界中の方に閲覧されています。

今回ご紹介させていただいた、羽生さんの動画以外にも素晴らしいものがたくさんありますので、気になる動画はぜひ一度チェックしてみてください。

↓TEDx Talks(チャンネル登録者数 2150万人・2019年10月現在)
https://www.youtube.com/user/TEDxTalks/videos

↓棋士・羽生善治さんのプレゼンテーション
https://youtu.be/Gb-frziUOo0

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